産後ケアとは、単純に言えば産後にママが受けるさまざまなケアのことをさします。
日本では出産後、数日間入院し、退院後は自宅や実家で過ごすというのが通例ですが、韓国や台湾などでは、産後の数週間、自宅ではなく産後ケアの専門施設で過ごすのが一般的で、養生院とか産後調理院などと呼ばれる施設が多数存在します。そこに滞在する数週間は、育児技術の習得よりも産後のママのこころとからだを満たすケアに重点が置かれています。
日本においては、妊娠中の女性はさまざまなケアや公的サービスが受けられますが、“産後”の子育てに忙しいママのこころとからだを癒し、満たすケアやサービスは十分に行き届いていないのが現状です。また、核家族化が進み、地域との関係も希薄になる中、身近に相談できる相手もおらずひとりで悩んでいるママたちがたくさんいます。
さらに昨今、幼い命が犠牲になる事件や児童虐待など悲しいできごとがあとを絶ちません。
産後はどうしても赤ちゃんばかりに目が行き、ママのこころとからだはあとまわしにされがちです。もっとママに注目し、ママを大切にしてあげよう!そんな思いから、今、産後ケアが注目されています。
“ママだって休んでいいんだよ。”
産後のママは、自分自身のこころとからだの調子も整わないまま毎日育児と向きあっています。
育児中は、夜だってゆっくり寝られないし、食事だってゆっくり食べられない。
そして、慣れない育児で毎日不安を抱えて過ごしていますよね。でも「ママだから・・・」という思いで毎日がんばっていませんか?
“なのはなフィフティーン”は、そんなママたちを応援するために、ちょっと一息つきたいママ、授乳で悩んでいるママ、ゆっくりおいしいごはんが食べたいママなど、どんなママの思いも受けとめます。
「ママだって、休んでいいんだよ。」
そして休んだら、また明日から元気に育児と向きあえる!そんながんばっているママと赤ちゃんのために、なのはなフィフティーンはいつでもみなさんをお待ちしております。